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月別アーカイブ: 2026年1月

天輝工業のよもやま話~第22回~

皆さんこんにちは!

天輝工業、更新担当の中西です。

 

~“倉庫に機械”から“物流センターはシステム”へ~

 

 

物流が“施設”から“システム”へ変わっていく流れです。
1990年代以降、物流現場はこう変わりました👇

  • 多品種少量が当たり前🧩

  • 納期が短い(当日・翌日)⏱️

  • ピーク波動が大きい(セール・繁忙期)📈

  • 人手不足が慢性化👥

  • 品質要求が上がる(誤出荷ゼロ)✅

この変化に対応するため、物流設備は
「搬送する」だけでなく、情報・制御・人の動きまで含めて最適化されます。
そして、その立上げを担うのが物流設備工事業です👷‍♂️✨


1)バーコードとWMS:物流は“勘と経験”から“データと管理”へ📊📦

90年代以降、バーコードやハンディ端末、WMS(倉庫管理システム)が普及し、物流は一気に情報化します📱✨

ここで工事業の役割も広がります。
設備は「鉄の機械」だけでなく、制御と連携が必要になるからです。

  • 仕分け機とWMSの連携

  • 搬送ラインと在庫ロケーション管理

  • 検品端末と出荷検証

  • エラー時の復旧フロー設計

つまり、物流設備工事は
機械据付+制御+運用テストまで含めた“立上げ工事”へ進化します🚀


2)自動倉庫(AS/RS)の普及:保管は「高さ」を使う時代へ🏢⬆️

土地が高い、保管量が増える、作業者が足りない。
そんな課題に刺さったのが自動倉庫(AS/RS)です📦🏗️

自動倉庫は導入のインパクトが大きい一方、工事難易度も高い😣

  • 床精度(レール・水平)📏

  • 鉄骨・架台・耐震設計🏗️

  • 消防・防火・避難など法規対応🚒

  • 制御の調整(誤動作=停止=損失)⚡

  • 試運転・稼働テスト(シナリオ作り)🧪

ここで物流設備工事業は、「据付屋」ではなく
センターの心臓部を立ち上げる総合エンジニアリングへ深く入っていきます🧠✨


3)仕分け設備の高度化:宅配・ECが「スピード仕分け」を加速📦➡️📦➡️📦

ECや宅配が伸びると、仕分けの量が桁違いになります。
この流れで、ソーター(仕分け機)やコンベヤネットワークが巨大化します。

  • 仕分け能力(個/時)の競争🔥

  • 搬送の渋滞対策(バッファ・合流制御)🚦

  • 破損防止(落下衝撃・姿勢制御)🧸

  • 騒音・安全対策(防音・ガード)🛡️

ここで工事の価値は、単純に設置するだけじゃない。
“詰まらない流れ”を作ることが最大の腕の見せ所になります🎯✨


4)AGVからAMRへ:搬送は「床を走る」から「自律して動く」へ🚚🤖

搬送の自動化は、コンベヤだけではありません。
AGV(無人搬送車)→ AMR(自律走行)へ進むにつれ、現場はより柔軟になっていきます🧭

しかし、その分「工事」の内容も変わります。

✅必要になること

  • 動線設計(人と交錯しない)🛡️

  • 床面の整備(段差・傾斜・滑り)🧱

  • 無線・ネットワーク環境(通信が命)📶

  • 充電ステーション配置🔋

  • ルール設計(停止時の復旧、手動介入手順)📋

つまり、物流設備工事は「機械を置く」だけでなく、
現場の交通インフラを設計・施工する仕事に近づいていきます🚦✨


5)ロボットとGTP:人の歩行距離を消す“省人化”が本格化👣➡️0️⃣

人手不足が進むと、物流のボトルネックは「歩く」「探す」「持つ」になります。
そこで広がったのが、GTP(Goods-to-Person:商品が人に来る)型の考え方です📦➡️🙋

  • 棚が動く(ロボット搬送)

  • ピッキングステーションで人は選ぶだけ

  • 仕分け・梱包が標準化される

ここで工事業は、ロボットを置けば終わりではありません。

  • 安全区画

  • ステーションの人間工学(高さ・照明・導線)💡

  • 電源・通信

  • 立上げテスト(ピーク時の負荷)
    こうした“運用設計まで含む工事”が必要になります🧩✨


6)「止めない」が最大価値:保全・更新・改修が主戦場へ🛠️🔄

物流設備が巨大化するほど、停止の損失は大きい💸
だから後編の歴史で重要なのが、保全と改修の価値が上がったことです。

  • 定期点検(摩耗部品・ベルト・チェーン)🗓️

  • 予防保全(壊れる前に交換)🧰

  • 更新工事(稼働しながらの入替え)🔁

  • 夜間・休日工事(止めずに切り替え)🌙

  • トラブル復旧(原因究明と再発防止)🔧

物流設備工事業は、「新設で儲かる」だけでなく、
センターの稼働率を守るパートナーとして、保守・改修が大きな柱になります🤝✨


7)これからの未来:脱炭素・BCP・冷凍冷蔵・都市型物流で進化は続く🌍❄️🏙️

今後の物流設備は、次の要請でさらに変わります。

  • 脱炭素:省エネ駆動、回生、最適制御🌿⚡

  • BCP:災害時も止めない、冗長化・分散化🛡️

  • 冷凍冷蔵:温度帯ごとの設備・断熱・結露対策❄️

  • 都市型物流:狭小・多層・高密度のセンター🏙️⬆️

  • データ連携:可視化、遠隔監視、稼働分析📡📊

つまり物流設備工事業は、これからさらに
**“建てる工事”+“動かす工事”+“守る工事”**へ拡張していきます🚀✨


物流設備工事業は「設備」から「システム」「稼働率」へ進化した📦🤖

✅情報化(バーコード・WMS)で、設備は“つながる”前提に
✅自動倉庫・ソーター・搬送ネットワークが巨大化
✅AGV/AMR・ロボットで省人化が本格化
✅最大価値は「止めない」=保全・改修の重要性が上昇
✅脱炭素・BCP・冷凍冷蔵・都市型物流で次の進化へ

 


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天輝工業のよもやま話~第21回~

皆さんこんにちは!

天輝工業、更新担当の中西です。

 

~「運ぶ」から「流す」へ~

 

物流設備工事業は、完成しても主役になりにくい業界です。
でも、工場・倉庫・配送センターが当たり前に動く裏側には、必ず設備があります😊

  • コンベヤ(ベルト・ローラー)➡️

  • 垂直搬送機・リフター⬆️⬇️

  • パレットラック・棚・保管設備📚

  • 荷捌きバース・ドックレベラー🚪

  • 仕分けライン・搬送ライン📦➡️📦

  • クレーン・ホイスト・荷役機械🏗️

そして、それらを「設計して」「据付けて」「試運転して」「安全に動くよう調整する」――これが物流設備工事業の役割です👷‍♂️✨
歴史をたどると、この仕事は日本の産業の発展と完全に重なっています。前編では、物流が“人の力”中心から“設備で流す”世界へ変わるまでを追っていきます📚


1)物流の原点:人力と道具の時代💪🧰

昔の物流は、とにかく人の手が主役でした。
荷物は俵や木箱、樽に入れられ、運ぶのは人・馬・荷車。港や駅では、荷役(にやく)も人力中心です😅

この時代にすでに「物流設備工事の芽」はありました。
たとえば、傾斜を使った“滑り台”のような搬送、簡易な滑車、木製レール、荷の仮置き場の整備。
まだ「設備工事業」という形ではないものの、“運びやすくする仕組み”を現場に作るという発想は、ここから始まっています🌱


2)近代化の加速:鉄道と港湾が「大量輸送」を呼び込んだ🚆⚓

明治以降、日本は近代化の波に乗って、鉄道と港が発展します。
すると物流は、点の移動ではなく、線と面の輸送になります📈

  • 鉄道貨物:大量・長距離の輸送が可能に🚆

  • 港湾荷役:海外貿易や沿岸輸送が増える⚓

  • 倉庫業:物を“保管して流す”考え方が育つ🏢

大量輸送が進むと、課題は明確です。
「運ぶ量が増えすぎて、人手だけでは回らない」😣
ここで機械化・設備化の必要が高まっていきます。


3)倉庫の進化:ただ置く場所から“入出庫を回す場所”へ📦🔁

倉庫は昔、保管が中心でした。
しかし物流量が増えると、倉庫は“回転”が求められます。

  • 入荷(受け入れ)

  • 検品・仕分け

  • 保管(棚入れ)

  • ピッキング(取り出し)

  • 梱包

  • 出荷

この工程を回すには、現場のレイアウトと設備が重要になります🗺️✨
ここで物流設備工事業の仕事は、単に機械を据えるだけでなく、導線と工程を作る工事へ進んでいきます。


4)高度経済成長:工場と物流は“ライン化”で爆発的に伸びた🏭💨

戦後復興から高度経済成長へ。
工場が増え、モノが大量に生産され、全国へ流れます📦📦📦

この時代、製造業では「ライン生産」が普及し、同じ発想が物流にも入ってきます。
つまり、物流も**“流れ作業”にする**という考え方です➡️➡️➡️

ここで活躍する設備がコンベヤです✨

  • ベルトコンベヤ

  • ローラーコンベヤ

  • チェーンコンベヤ

  • 傾斜コンベヤ

  • スクリューコンベヤ(粉体など)

コンベヤの導入は、物流に革命を起こしました。
人が運ぶ距離が減り、作業が標準化され、スピードが上がる。
そして設備工事の世界では、ここで一気に“専門性”が伸びます📈

✅物流設備工事が必要になる理由

  • コンベヤの支持架台・基礎工事🧱

  • レイアウト設計(動線最適化)🗺️

  • 電源・制御盤・安全回路の施工🔌

  • ガード・非常停止など安全対策🛡️

  • 試運転調整(速度、搬送物の安定)⚙️

この時代に物流設備工事は「機械据付+電気+安全+試運転」をセットで担う業態として確立していきます👷‍♂️✨


5)パレットとフォークリフト:保管の常識が変わった🧱🚜

物流史で外せないのが、パレット化とフォークリフトの普及です。
荷物を“単品”で持つのではなく、“まとめて”動かす。これが現場の効率を劇的に変えます📦➡️📦📦📦

ここから倉庫設備も変わります。

  • パレットラック(高層保管)📚

  • 受け入れバースの整備🚪

  • 荷捌き場の床耐荷重設計🧱

  • 通路幅と安全動線の確保🚧

物流設備工事業は、棚だけを建てる仕事ではなく、倉庫全体の“運用が回る形”を作る工事へ広がっていきます。


6)自動仕分けの芽:人海戦術から“分ける設備”へ📬➡️📦

郵便や宅配、流通が増えると、「仕分け」がボトルネックになります。
そこで登場してくるのが、機械式の仕分け設備。
初期は簡易なローラーやシュート(滑り台)中心でも、現場の負担を大きく減らしました😊

ここで重要なのは、仕分け設備は

  • レイアウト

  • 勾配

  • 搬送速度

  • 詰まり防止

  • 安全性
    など“現場のクセ”に合わせた設計と調整が必要なこと。
    つまり工事業者の価値が高い領域です🎯✨


7)物流設備工事業は「大量生産・大量流通」の時代に“現場の流れ”を作る産業になった🚚🏭✨

前編を一言でまとめるなら、
物流が「運ぶ」から「流す」へ変わった歴史です。

✅人力中心の荷役から、設備で回す時代へ
✅鉄道・港湾・倉庫の発展で、物流量が増えた
✅高度経済成長でコンベヤ・ラック・荷捌き設備が普及
✅設備工事は「据付+電気+安全+試運転」の総合技術へ

 

 


天輝工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

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