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日別アーカイブ: 2026年1月21日

天輝工業のよもやま話~第21回~

皆さんこんにちは!

天輝工業、更新担当の中西です。

 

~「運ぶ」から「流す」へ~

 

物流設備工事業は、完成しても主役になりにくい業界です。
でも、工場・倉庫・配送センターが当たり前に動く裏側には、必ず設備があります😊

  • コンベヤ(ベルト・ローラー)➡️

  • 垂直搬送機・リフター⬆️⬇️

  • パレットラック・棚・保管設備📚

  • 荷捌きバース・ドックレベラー🚪

  • 仕分けライン・搬送ライン📦➡️📦

  • クレーン・ホイスト・荷役機械🏗️

そして、それらを「設計して」「据付けて」「試運転して」「安全に動くよう調整する」――これが物流設備工事業の役割です👷‍♂️✨
歴史をたどると、この仕事は日本の産業の発展と完全に重なっています。前編では、物流が“人の力”中心から“設備で流す”世界へ変わるまでを追っていきます📚


1)物流の原点:人力と道具の時代💪🧰

昔の物流は、とにかく人の手が主役でした。
荷物は俵や木箱、樽に入れられ、運ぶのは人・馬・荷車。港や駅では、荷役(にやく)も人力中心です😅

この時代にすでに「物流設備工事の芽」はありました。
たとえば、傾斜を使った“滑り台”のような搬送、簡易な滑車、木製レール、荷の仮置き場の整備。
まだ「設備工事業」という形ではないものの、“運びやすくする仕組み”を現場に作るという発想は、ここから始まっています🌱


2)近代化の加速:鉄道と港湾が「大量輸送」を呼び込んだ🚆⚓

明治以降、日本は近代化の波に乗って、鉄道と港が発展します。
すると物流は、点の移動ではなく、線と面の輸送になります📈

  • 鉄道貨物:大量・長距離の輸送が可能に🚆

  • 港湾荷役:海外貿易や沿岸輸送が増える⚓

  • 倉庫業:物を“保管して流す”考え方が育つ🏢

大量輸送が進むと、課題は明確です。
「運ぶ量が増えすぎて、人手だけでは回らない」😣
ここで機械化・設備化の必要が高まっていきます。


3)倉庫の進化:ただ置く場所から“入出庫を回す場所”へ📦🔁

倉庫は昔、保管が中心でした。
しかし物流量が増えると、倉庫は“回転”が求められます。

  • 入荷(受け入れ)

  • 検品・仕分け

  • 保管(棚入れ)

  • ピッキング(取り出し)

  • 梱包

  • 出荷

この工程を回すには、現場のレイアウトと設備が重要になります🗺️✨
ここで物流設備工事業の仕事は、単に機械を据えるだけでなく、導線と工程を作る工事へ進んでいきます。


4)高度経済成長:工場と物流は“ライン化”で爆発的に伸びた🏭💨

戦後復興から高度経済成長へ。
工場が増え、モノが大量に生産され、全国へ流れます📦📦📦

この時代、製造業では「ライン生産」が普及し、同じ発想が物流にも入ってきます。
つまり、物流も**“流れ作業”にする**という考え方です➡️➡️➡️

ここで活躍する設備がコンベヤです✨

  • ベルトコンベヤ

  • ローラーコンベヤ

  • チェーンコンベヤ

  • 傾斜コンベヤ

  • スクリューコンベヤ(粉体など)

コンベヤの導入は、物流に革命を起こしました。
人が運ぶ距離が減り、作業が標準化され、スピードが上がる。
そして設備工事の世界では、ここで一気に“専門性”が伸びます📈

✅物流設備工事が必要になる理由

  • コンベヤの支持架台・基礎工事🧱

  • レイアウト設計(動線最適化)🗺️

  • 電源・制御盤・安全回路の施工🔌

  • ガード・非常停止など安全対策🛡️

  • 試運転調整(速度、搬送物の安定)⚙️

この時代に物流設備工事は「機械据付+電気+安全+試運転」をセットで担う業態として確立していきます👷‍♂️✨


5)パレットとフォークリフト:保管の常識が変わった🧱🚜

物流史で外せないのが、パレット化とフォークリフトの普及です。
荷物を“単品”で持つのではなく、“まとめて”動かす。これが現場の効率を劇的に変えます📦➡️📦📦📦

ここから倉庫設備も変わります。

  • パレットラック(高層保管)📚

  • 受け入れバースの整備🚪

  • 荷捌き場の床耐荷重設計🧱

  • 通路幅と安全動線の確保🚧

物流設備工事業は、棚だけを建てる仕事ではなく、倉庫全体の“運用が回る形”を作る工事へ広がっていきます。


6)自動仕分けの芽:人海戦術から“分ける設備”へ📬➡️📦

郵便や宅配、流通が増えると、「仕分け」がボトルネックになります。
そこで登場してくるのが、機械式の仕分け設備。
初期は簡易なローラーやシュート(滑り台)中心でも、現場の負担を大きく減らしました😊

ここで重要なのは、仕分け設備は

  • レイアウト

  • 勾配

  • 搬送速度

  • 詰まり防止

  • 安全性
    など“現場のクセ”に合わせた設計と調整が必要なこと。
    つまり工事業者の価値が高い領域です🎯✨


7)物流設備工事業は「大量生産・大量流通」の時代に“現場の流れ”を作る産業になった🚚🏭✨

前編を一言でまとめるなら、
物流が「運ぶ」から「流す」へ変わった歴史です。

✅人力中心の荷役から、設備で回す時代へ
✅鉄道・港湾・倉庫の発展で、物流量が増えた
✅高度経済成長でコンベヤ・ラック・荷捌き設備が普及
✅設備工事は「据付+電気+安全+試運転」の総合技術へ

 

 


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