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皆さんこんにちは!
シリーズ2: スチールラックの設置とそのメリット
第3回:シーリングファンの取り付けと効果
前回はスチールラックを導入する際のポイントを解説しました。
今回は、倉庫や作業場の空気環境を快適に保つためのシーリングファンに注目してみましょう。
シーリングファンは天井に設置することで、空気の循環を促進し、作業環境の改善や省エネ効果も期待できる便利な設備です。
目次
シーリングファンは、天井に直接固定して使用する大型の扇風機のようなものです。
羽根の回転で空気を循環させ、室内の温度ムラや湿気を緩和します。
倉庫や工場などの高い天井でも大きな風量を確保でき、広範囲に渡って快適な風を送り込むことが可能です。
冬場の上部熱だまり
暖房で温めた空気は上方にたまりがち。シーリングファンを回すことで暖気を下に降ろし、室内全体の温度を均一化します。
夏場の冷房効率向上
冷房時は冷気が床付近に溜まりますが、ファンの風が上昇気流を作り出し、室内の空気を循環させることでムラを減らします。
エアコンや暖房の設定温度を極端に上げ下げしなくても、シーリングファンの循環効果で快適性を保てるため、
エネルギー消費が抑えられ、電気代の削減につながります。
倉庫内の湿度やホコリの偏りを軽減。作業者が快適に動けるようサポートします。
通気性が良くなることで、作業効率や従業員の集中力もアップします。
天井の高さや設置場所の広さに合わせて、ファンの羽根の直径を選ぶ必要があります。
羽根の枚数が多いほど風量が大きくなる傾向はありますが、回転速度やモーターの性能も影響するため、カタログや専門業者のアドバイスを参考にしましょう。
シーリングファンには、**夏モード(正回転)と冬モード(逆回転)**を切り替えられる機能がある製品も。
夏は風を直接当てることで体感温度を下げ、冬は上部に溜まった暖気を押し下げる運転を行います。
作業場でもおしゃれなデザインのファンが人気。インテリアや企業イメージに合わせた選択が可能。
ファンの回転音も考慮し、静音性の高いモーターを採用している製品を選ぶと、騒音トラブルのリスクが減ります。
シーリングファンは意外と重量があり、回転による振動も生じます。
天井がしっかり補強されているか、下地の状態を事前にチェックしましょう。
フォークリフトなどの車両が通る倉庫では、天井の高さやファンの回転半径を考慮。
作業エリアの中心や人の往来が多い場所を選ぶと、循環効果を最大限に引き出せます。
天井への配線工事が必要になる場合があります。電気工事士などの資格を持つ業者に依頼し、安全に配線しましょう。
リモコン操作やタイマー機能を活用する場合は、設備全体の電源計画を考慮したうえで施工を行います。
羽根やモーター部分にほこりや汚れがたまると、回転バランスが崩れたり、効率が低下する原因に。
はしごや高所作業台を利用し、安全に清掃を行うことが大切です。
異音がする、振動が激しいなどの症状があれば、早めに点検を依頼しましょう。
ファンが落下しないよう、取り付け金具やネジの緩みを定期的に確認することも重要です。
地震対策として、ファン本体の落下防止金具やワイヤーを設置する場合があります。
倉庫や工場では、高所設備に関する労働安全衛生の基準もチェックしましょう。
シーリングファンの効果
温度ムラの解消、電気代の削減、作業環境の改善など、さまざまなメリット
種類や機能の選び方
ファンサイズ、正逆回転機能、デザイン・静音性などを考慮
取り付け時の注意点
天井強度の確認、設置位置・配線計画、安全かつ適切な施工
メンテナンス&安全対策
清掃や点検でトラブルを防ぎ、防災・耐震対策も行う
シーリングファンは、一度取り付けると倉庫や工場内の空気環境改善に大きく寄与し、
作業効率や従業員の快適度アップを狙える設備です。
天井の高さや施設のレイアウトに応じて最適なタイプを選び、
安全な施工・メンテナンスを行いながら、より良い作業環境を作り上げましょう!
以上、第3回「シーリングファンの取り付けと効果」でした!
次回は、**「作業動線の最適化と倉庫のレイアウト改善ポイント」**を詳しく解説する予定です。
物流施設の効率アップを目指す皆さま、ぜひお楽しみに!
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