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天輝工業のよもやま話~第6回~

皆さんこんにちは!

 

天輝工業、更新担当の中西です。

 

 

 

【シリーズ⑥】物流施設の設備メンテナンスの重要性

~「使い続ける力」が、現場の生産性を大きく変える~

シリーズ⑥では、物流施設における「設備メンテナンスの重要性」について一般的な市場での動向を基に解説します。

設置直後は快適でも、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が早まり、思わぬトラブルや事故を招くことになります。
逆に、しっかりと管理していれば、設備は10年、20年と現場を支え続けてくれる頼もしい存在になります。


◆ なぜメンテナンスが重要なのか?

 

✅ 安全の確保

  • スチールラックの緩みやぐらつきは、倒壊や荷崩れ事故の原因に。

  • ファンやクーラーの異音・振動は、重大な故障や火災につながることも。

 

✅ パフォーマンス維持

  • 定期点検を行うことで、冷却能力や風力、静音性能が落ちないよう維持できます。

  • 小さな異常を早期発見し、大規模な故障になる前に対応できる点も大きなメリット。

 

✅ ランニングコスト削減

  • 壊れてから修理する「事後保全」よりも、定期点検・消耗品交換などの「予防保全」の方が圧倒的に経済的

  • 故障時の業務停止や物流遅延による損失を防げます。


◆ メンテナンス頻度の目安と実践ポイント

 

設備 頻度 主な点検・メンテナンス内容
スチールラック 年2回 締め付けボルトの緩み確認、塗装剥がれ・錆のチェック
シーリングファン 3ヶ月ごと 羽根の清掃、モーターの動作確認、振動・異音の有無確認
スポットクーラー 月1回 フィルター清掃、排気ダクトの詰まり確認、冷媒ガス残量確認

◆ メンテナンスを効率化するコツ

 

  • 点検記録簿の導入:紙でもデジタルでも、履歴を残すことで不具合の傾向を把握可能。

  • メンテナンス担当者の配置:専任でなくても「この人が見る」と決めておくことで管理精度が向上。

  • メーカー保守サービスの活用:保証期間終了後も有償点検サービスを利用することで長持ちします。


◆ 【注意】メンテナンスを「後回し」にしないこと!

 

「まだ動いてるから大丈夫」は禁物です。
とくに繁忙期前や気温上昇期には、スポットクーラーや換気設備のメンテナンスが遅れると、作業環境が悪化し、熱中症リスクや作業効率低下を招きます。


【まとめ】

 

物流施設の生産性は、「設備の性能×維持管理の質」で決まります。
しっかりした施工のあとに、計画的なメンテナンスを続けてこそ、設備は“資産”として活躍し続けてくれるのです。

次回もお楽しみに!

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