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皆さんこんにちは!
天輝工業、更新担当の中西です。
目次
~「使い続ける力」が、現場の生産性を大きく変える~
シリーズ⑥では、物流施設における「設備メンテナンスの重要性」について一般的な市場での動向を基に解説します。
設置直後は快適でも、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が早まり、思わぬトラブルや事故を招くことになります。
逆に、しっかりと管理していれば、設備は10年、20年と現場を支え続けてくれる頼もしい存在になります。
スチールラックの緩みやぐらつきは、倒壊や荷崩れ事故の原因に。
ファンやクーラーの異音・振動は、重大な故障や火災につながることも。
定期点検を行うことで、冷却能力や風力、静音性能が落ちないよう維持できます。
壊れてから修理する「事後保全」よりも、定期点検・消耗品交換などの「予防保全」の方が圧倒的に経済的。
故障時の業務停止や物流遅延による損失を防げます。
設備 | 頻度 | 主な点検・メンテナンス内容 |
---|---|---|
スチールラック | 年2回 | 締め付けボルトの緩み確認、塗装剥がれ・錆のチェック |
シーリングファン | 3ヶ月ごと | 羽根の清掃、モーターの動作確認、振動・異音の有無確認 |
スポットクーラー | 月1回 | フィルター清掃、排気ダクトの詰まり確認、冷媒ガス残量確認 |
点検記録簿の導入:紙でもデジタルでも、履歴を残すことで不具合の傾向を把握可能。
メンテナンス担当者の配置:専任でなくても「この人が見る」と決めておくことで管理精度が向上。
メーカー保守サービスの活用:保証期間終了後も有償点検サービスを利用することで長持ちします。
「まだ動いてるから大丈夫」は禁物です。
とくに繁忙期前や気温上昇期には、スポットクーラーや換気設備のメンテナンスが遅れると、作業環境が悪化し、熱中症リスクや作業効率低下を招きます。
物流施設の生産性は、「設備の性能×維持管理の質」で決まります。
しっかりした施工のあとに、計画的なメンテナンスを続けてこそ、設備は“資産”として活躍し続けてくれるのです。
次回もお楽しみに!
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