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皆さんこんにちは!
天輝工業、更新担当の中西です。
目次
~効率と安全を両立するために、施工段階から戦略を~
今回は、物流施設の効率化と安全性を支える設備施工の流れと注意点について一般的な市場での動向を基に詳しく解説します。
近年、ECの急増や多品種少量配送の進行により、物流施設の役割はますます高度化しています。中でも、スチールラック、シーリングファン、スポットクーラーなどの設備は、作業効率と快適性を左右する重要な存在です。
それだけに、**単に設置するだけでなく「計画的に・安全に・長く使えるように施工する」**ことが非常に重要です。
スチールラック:在庫の保管効率を左右する縦型収納設備。耐荷重・通路幅・フォークリフトとの動線を考慮してレイアウト設計する必要があります。
シーリングファン:大型倉庫などで空気の流れを生み、室温のムラを軽減。電気代の削減や作業者の熱中症対策にも効果的。
スポットクーラー:高温作業エリアでの快適性を確保。可動式のものが多く、エリアごとの柔軟な対応が可能。
これらの設備を最大限活かすには、施工前からしっかりと準備・段取りを組むことが不可欠です。
現地調査を実施し、施設のサイズ、床荷重、電源容量、動線などを確認。
スチールラックであれば動線・通路幅・出入口との関係を考慮したレイアウト設計が必要。
ファンやクーラーは、空気の循環と作業環境の特性をもとに設置箇所を決定します。
大型機材はクレーンやフォークリフトを使って安全に搬入。
設置作業中は作業員だけでなく、周囲のスタッフへの安全配慮が重要です。
固定・配線作業は専門資格保持者が行い、法令順守と安全基準を徹底。
スチールラックは荷重試験や水平確認を実施。
シーリングファンやスポットクーラーは風量・風向・振動確認を行い、問題があれば再調整。
必要に応じて、作業者への使用方法や注意点の説明も行います。
施工中のスペースを明確にし、作業中は無関係の立ち入りを制限すること。フォークリフトや台車との接触事故も防げます。
スチールラックなどは最大積載量を超えないように事前に設計段階で検討。動作中の揺れや振動も耐震施工やアンカー固定で抑えます。
設置後もメンテナンスや点検がしやすいように、アクセス性の良い配置にすることが大切です。後の修理コストや作業負担を減らします。
設備施工は「設置すること」が目的ではなく、「安全で効率的に使い続けること」が目的です。そのためには、施工段階から将来を見据えた設計と丁寧な作業が求められます。
次回は、設置した設備をどう維持し、寿命を延ばすかという視点で、「物流施設の設備メンテナンスの重要性」について掘り下げていきます。
次回もお楽しみに!
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